形而下の文化史

表象文化史・ジュエリー文化史・装飾文化史

 

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

特別編 日本のゴルゴン (6) 弥生人の生と死の概念

直弧文・弧帯文の意味 (45)和久ノート 写真(42)「清水風遺跡・鳥の止まる楼閣;神社建築文化財の探訪<TIAS>ブログ掲載: 京都市埋没文化財研究所 中谷正和氏メモ」(参照)を見ていて、渦巻表象だけを持つ掘っ立て小屋は「お産小屋」だと思いました。し…

特別編 日本のゴルゴン  唐古・鍵遺跡/清水風遺跡 (4-3)

イシュタルの楼閣(鳥葬の塔) 数日前、写真(42)京都市埋没文化財研究所 中谷正和氏のメモを眺めていました。やっぱりメモの(11)はテラスが広くて特徴あるなーってよく見た瞬間三羽の鳥が見えました。図録を確認するとやっぱり見落としていました。写真…

特別編 日本のゴルゴン  唐古・鍵遺跡/清水風遺跡 (4-2)

「清水風遺跡」の鳥女神 (32)和久ノート;清水風遺跡の壺絵・イシュタルとゴルゴン 冥界の鳥女神・イシュタル (37)ミケーネ文明 鳥の女神テラコッタ、テーベ、コロナキス墓地出土 ARCHEO エーゲ海文明 バルカン半島にはBC5,000年頃から、生命誕生の象徴「…

特別編 日本のゴルゴン  唐古・鍵遺跡/清水風遺跡 (4)

::: 唐古・鍵遺跡の冥界・イシュタルの聖域「清水風遺跡」 弥生時代の歴史は面白い。想像を超えた展開をする。 田原本町教育委員会の発表(産経ニュース)によると、使用後川に一括投棄された土器の化学分析で、清水風遺跡において米と海の魚やキビ又は米と…

特別編 日本のゴルゴン  唐古・鍵遺跡 (1)

時空を超えてCAMONICAから縄文末期の奈良盆地へ、ゴルゴンを神とする部族は降り立ちました。一つ一つ両者の「形而下の石」を突き合わせていきます。その中で、前章で見落としていた「銅鐸のルーツと意味」が浮き彫りになります。 仕事に追われて忙しかった7…

特別編 日本のゴルゴン  唐古・鍵遺跡 (3)

速報 北海道大学の研究者グループによって、唐古・鍵遺跡から見つかった骨が「メスのヒナ鶏」であることがわかりました。鳥占い用に飼われていたと考えます。 唐古・鍵遺跡の鶏 (22)土製鶏頭(弥生時代後期);唐古・鍵考古学ミュージアム 弥生時代には非…

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