形而下の文化史

表象文化史・ジュエリー文化史・装飾文化史

 

2023-09-17 Magura CaveとOzieri culture(2)

 

 

ブルガリア・「Magura cave」の岩絵とサルデーニャ島「Ozieri culture」土器絵

太陽と雨の平衡の女神

 

 

ブルガリア・「Magura cave」の岩絵とサルデーニャ島「Ozieri culture」の土器絵には明らかな連続性が認められます。比較的に実態調査の進んでいる「Ozieri culture」を見ることで、資料の少ない「Varna culture」を理解することが出来ます。書きたいことが多岐にわたりますので、思いつくままに寛恕書きに綴ります。表象の連続性を見ると、岩絵と土器絵は「Varna culture」の末期と「Ozieri culture」の初期に当たるようです。そして、注目されることはサルデーニャ島の西部には、豊富な金属鉱床が北から南まで存在することです。特に北と南には金鉱山が存在します。

先ずは下記の表象がどのようにして生れ、サルデーニャ島に持ち込まれたのかを図解します。文章での説明は、長く難解になりそうです。しばらくお待ちください。

 

 

(A)

(9)ブルガリア・「Magura cave」の岩絵、太陽と雨の平衡;The complete catalog of all Magura cave paintings-creation,use and perspectivew.

 

(10)サルデーニャ島「Ozieri culture」土器絵、「Cardium pottery cultur 」の;二枚貝の雨の女神と太陽wikiwand

 

 

(11)サルデーニャ島「Ozieri culture」粘土板絵、 BC4,000~3,800年頃;THE LANGUAGE OF THE GODDESS;Marija Gimbutas

 

(B)

(12)ブルガリア・「Magura cave」の岩絵、太陽と雨の平衡の女神と天の王女;The complete catalog of all Magura cave paintings-creation,use and perspectivew.

 

 

(13)サルデーニャ島、Serra Is Arausの Domus de Janas(岩窟墓)出土土器の壺絵、BC4,000年期;THE LANGUAGE OF THE GODDESS;Marija Gimbutas

 

 

 

 

 

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